
ふるさと納税のワンストップ申請ってどうやるんだろう。
このような方に向けた記事です。
当記事を読むと次のようなことが分かります。
この記事でわかること
- ふるさと納税のワンストップ特例申請のやり方
- ワンストップ特例の注意点
当記事では筆者が普段使っている楽天ふるさと納税を使ったワンストップ申請のやり方と注意点を解説しています。
ワンストップ特例制度とは?
ふるさと納税をした後に確定申告をしなくてもふるさと納税の寄附金控除が受けられる仕組みのことです。
翌年の住民税から寄附金控除(今年ふるさと納税した総額ー2,000円)が差し引かれます。



申請書類に3分程度の記入をするだけの簡単な手続きです。
楽天ふるさと納税でワンストップ特例をやる流れ
こちらの記事では一番使いやすい楽天ふるさと納税を使ったワンストップ申請の流れを8ステップでご紹介しています。
実際にワンストップ申請をした北海道中富良野町の事例でお話しいたします。
楽天市場から返礼品を購入(寄付)する時に「ワンストップ特例申請書の送付」をチェック。






特例申請書は返礼品とは別で送られてきます。
必要事項を記入してマイナンバーカードのコピーを貼り付けます。
氏名と住所は自治体で記入してくれているので自分で書くのは個人番号だけです。


①個人番号を記入
②と③にレ点のチェック
④と⑤にマイナンバーカードの表・裏面をコピーして貼り付け
ちなみに、レ点のところは
②「ふるさと納税以外で確定申告をする必要のない人ですか?」
③「ふるさと納税の寄付先は5自治体以内ですか?」
と聞かれています。



どちらもチェックを入れましょう。
申請書をなくしてしまった場合は…
総務省のホームページからダウンロードも可能です。
マイナンバーカードがない場合は…
本人確認ができる別の書類でもOKです。
ワンストップの本人確認書類


自治体によっては返信用封筒を用意してくれている所もありますがない所も多いです。
(自治体によってまちまちです)
必要な場合は自分で封筒と切手を用意しましょう。




数日後、自治体から受け取りのお知らせメールが来ます。


後日自治体から受付完了の証明書が届きます。
それを確認したら完了です。
ちゃんと住民税から税金が控除されているかの確認方法
ワンストップ申請をすると翌年6月の住民税から控除が受けられます。
ふるさと納税分の住民税が安くなるため、手取りがアップします。
ちゃんと住民税からふるさと納税分が引かれているかを「住民税決定通知書」で確認できます。


適用欄に「寄附金税額控除額」(ふるさと納税した額ー2,000円)が書かれていたらOKです。
ワンストップの申請条件2つ
ワンストップを利用できる人の条件は次の2つです。
- 1年間のふるさと納税先が5自治体以内
- もともと確定申告をする必要がない給与所得者



6カ所以上の自治体だと確定申告が必要になります。
ちなみに確定申告をする必要がある給与所得者は次のようなケースです。
- 年収2,000万円以上
- 副業所得が20万円以上
- 2カ所以上から給与をもらっている
- 医療費控除や住宅ローン控除を行う方 など
ワンストップ特例制度Q&A
Q.ワンストップ特例制度はいつまでにやればいいの?
1月1日〜12月31日の寄付分を翌年の1月10日までに申請します。



年末は自治体もこみあいます。
書類不備があったりもするので、寄付の都度申請するのが理想的です。
Q.ワンストップ特例制度を忘れたらどうしたらいいの?
翌年の1月10日までに申請が間に合わなかったら確定申告をすることで寄付の控除を受けられます。
ただし、確定申告をするとすでにワンストップ申請していた他の自治体の分も全部確定申告に切り替える必要があります。
Qワンストップ特例制度の申請書が届かない時はどうしたらいいの?
自治体に確認しましょう。
ワンストップ申請書は総務省のホームページからもダウンロードできますが、整理番号の入力もあるので念のため自治体に確認しましょう。
まとめ|楽天ふるさと納税ワンストップのやり方
というわけで今回は楽天ワンストップの手順と注意点についてご紹介しました。
会社員で確定申告の経験がない管理人。
ワンストップ申請がなければわざわざ確定申告をしてまでふるさと納税をやろうという気にはならなかったと思います。
慣れてしまえば本当に簡単な手続きです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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